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マイクロソフト FY22Q1決算
2021年10月26日 - マイクロソフト社は本日、2021年9月30日に終了した四半期の業績を、以下の通り発表しました。
売上/EPSともにOK
- 売上高は453億ドルで、22%増加しました。
- 営業利益は202億ドルで、27%増加しました。
- 純利益は、GAAP基準で205億ドル、非GAAP基準で172億ドルとなり、それぞれ48%、24%増加しました。
- 希薄化後1株当り利益(EPS)は、GAAP基準で2.71ドル、非GAAP基準で2.27ドルとなり、それぞれ49%、25%増加しました。
ビジネスハイライト
ビジネスプロセス
生産性向上・ビジネスプロセス分野の売上高は150億米ドルで、22%の増加となり、以下のビジネスハイライトがあります。
- Office 365 Commercialの売上高が23%増加したことにより、Office Commercial製品およびクラウドサービスの売上高が18%増加しました。
- Office Consumer製品およびクラウドサービスの売上は10%増加し、Microsoft 365 Consumerの加入者数は5,410万人に増加しました。
- LinkedInの売上高は42%増加しました。
- Dynamics製品およびクラウドサービスの売上は、Dynamics 365の売上が48%増加したことにより、31%増加しました。
クラウド
インテリジェントクラウドの売上高は170億ドルで、31%増となり、以下のビジネスハイライトがあります。
- サーバー製品およびクラウドサービスの売上は、Azureおよびその他のクラウドサービスの売上が50%増加(恒常為替レートでは48%増加)したことにより、35%増加(恒常為替レートでは33%増加)しました。
パーソナル・コンピューティング
その他のパーソナル・コンピューティング分野の売上高は133億米ドルとなり、12%増加しました。
- Windows OEMの売上は10%増加
- Windows 商用製品およびクラウドサービスの売上は12%増加(恒常為替レートベースでは10%増加
- Xboxコンテンツおよびサービスの売上は2%増加(恒常通貨では比較的横ばい
- トラフィック獲得費用を除く検索およびニュース広告収入は40%増加(恒常通貨では39%増加
- Surfaceの売上高は17%減少(恒常通貨では19%減少
株主還元
マイクロソフトは、2022年度第1四半期に、自社株買いおよび配当金の形で109億ドルを株主に還元し、2021年度第1四半期と比較して14%増加しました。
テクニカル
恐ろしいほどの右肩上がりです。引き続き買い推奨ですね。
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