僕が日本株に”長期”投資しない理由

過去の僕
なんでわざわざ面倒で分かりづらい米国株に投資するの…?
過去の僕
日本でもいい企業いっぱいあるじゃん…

今日は僕が長期投資の対象先として日本を選ばない理由を書いていきます。
結論としては、残念ながら日本の未来の経済成長に絶望しているからです。

あなたは「どこで」釣りをしますか?

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釣りに行く時に、どこで釣りをしますか?僕は「自分の釣りたい魚が、たくさんいる池にでかけます」

背景にあるのは「結局確率に収斂していく」という考え方。投資に限らず、就職でも恋愛でもビジネスでも勝負する市場を選ぶのはめちゃくちゃ大事だと思っています。

先に断っておくと、私は日本が大好きです。独自のカルチャーがあり、ご飯が美味しく、安全で、人は礼儀正しく、四季が彩る風景は素晴らしい。

しかしながら長期投資においては、メインフィールドにはどうしても選べないのです。その理由を書いていきたいと思います。

投資しない理由①高齢化

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もうそんなのわかってるよ…という方も多いはず。でも本当に高齢化が進んだ際の未来を直視している人は少ないように思います。

2024年:3人に1人が65歳以上の「超高齢者大国」

東京オリンピックが終わった4年後。なんと3人に1人が65歳以上の超高齢者大国になっています。

これまでは、特に地方での高齢化や介護が問題になっていましたが、2024年からは大都市部でも進行する。

毎年の死亡者数は150万人を超え、出生数の2倍になる。凄まじい勢いで超高齢化が進行するのだ。

2039年:深刻な火葬場不足、死亡者数がピーク

高齢化はどんどん進行し、2039年には国内死亡者数が約168万人とピークを迎えます。その後もしばらく160万人レベルで推移していきます。

特に東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)では、深刻な火葬場不足に陥ります。

投資しない理由②少子化

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2018年:18歳人口が急減し始める

18歳人口の減少は、今に始まった話ではありません。平成以降のピークは1992年の約205万人、これに比べ2015年は122万人にまで、83万人も減っています。

2018年からすでに18歳人口の激減は始まっており、15年ほどでさらに20万人減少します。

2020年:女性の2人に1人が50歳以上に

前提として、合計特殊出生率を計算する際に、母親に成り得るとカウントしている女性の年齢は15〜49歳。つまり統計上、2人に1人は出産を期待するのが難しくなる。

日本の人口を維持するための、日本の合計特殊出生率の人口置き換え水準は、2.07であり、1.8では遠く及びません。

つまり、出産できる女性が激減し、少子化のスパイラルが加速していきます。

投資しない理由③人口減少

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2025年:ついに東京都の人口が減少開始

高齢化と少子化が相まって、すでに2008年の1億2,808万人をピークに減少に転じている。日本最後の要、東京都も2025年には人口減少が開始する見立てだ。

好条件な働き口を求めて、地方(大阪や名古屋含む)から東京一極集中が続いてきた。しかしながら全体として若者のパイが減るため、転入数にも限りが出てくるのだ。

2048年:ついに人口は1億人を割り込む

大台の1億人を割り込む。日本の人口が減少する一方、世界の人口は増え続け約100億人に達する。中国やインド等アジア諸国が人口を増加させプレゼンスを上げていく一方、日本は加速度的に経済的プレゼンスを落としていく。

投資しない理由④社会の支え手の不足

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2026年:高齢者の5人に1人が認知症患者(730万人)

2030年:ITを担う人材が最大79万人不足

2040年:全国の自治体の半数近くが消滅の危機

書いてて、息苦しくなるような無残な未来が目に見えています。老人を支える若者はおらず、地方は衰退し、IT教育も不十分で社会を支えていける構造ではなくなります

まとめ

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結論としては、高齢化と少子化が人口減につながり、経済成長はおろか、社会が支えられなくなる未来が目に見えています。

なんとなく今後の日本は、今日本からみた時の「フランス」みたいなポジションの国になっていくんだと思うんです。

  1. ご飯がおいしく
  2. 独自の文化があり
  3. 人が礼儀正しく
  4. 安全で清潔
  5. 四季と景勝地

安い円を背景にインバウンドを取り込みながら、日本は生きていくのでしょう。それ自体は全く否定しません。成長自体がこの世のすべてではないわけですから。

実際に、フランスは旅行するには最高です。シャンパンは最高ですし、パリの町並みは芸術そのものだと思います。

ただ、株式投資をする対象としては適さないと思います。「構造的に成長が期待できない」これが僕が日本市場という「池」に釣りにでかけない理由です。

日本の未来を解像度高く見通すためにオススメの本です。世界と日本を比べながら、是非読んでみてください。

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