今日は子育て中のパパ・ママに向けた記事です。この記事を読めば「公文の特徴」や「公文に通わせるメリットデメリット」が理解できます。
今回紹介する書籍はこちら。ぶっちゃけかなりおすすめです。
実際に3歳から公文に通わせた体験談とあわせて紹介します。
■目次
改めて「公文式」とは
(出典:公文式HP)
公文式の概要は、ざっと以下の感じです。
- 何歳からでも始められる
- 扱うのは算数(数学)・英語・国語の3教科
- 月謝は、小学生以下7,000円〜、中学生8,000円〜、高校生9,000円〜
- 教室に通うのは週2回
- 課題が終われば何時に退室してもいい
- 家庭学習の宿題量は多め
- やればできるという
を育む
受験エリートは「公文」を活用していた
(出典:東京大学HP)
受験エリートの最強集団である鉄緑会出身の東大医学部生を取材したときのこと。そのおよそ3人に2人が公文式の経験者であるという事実に出くわした
中学受験ではサピックスに通い、有名中高一貫校に入学するとすぐに中高一貫校生向け大学受験塾の鉄緑会に通って東大受験対策を始めるという「王道」が存在するのだが、そのルーツをさらに遡るとどうやら公文式にたどり着くことがわかった
最難関受験の王道は、小学校中学年からSAPIX(関西は浜学園)→中間一貫の私立→鉄緑会等の塾→東大や医学部が定説です。
ただそのルーツをさらにたどると、公文式にたどり着くのです。
なぜ「公文」なのか。受験へのメリット
公文式のメリットですが、以下の5つがあります。
- 机に座る「習慣」が身につく
- 「忍耐力」が身につく
- 勉強から「快感」を得られる仕組み
- 学力の「貯金」ができる
- どんどん「先に」進める
机に座る「習慣」が身につく
公文式経験者と話をしていると、「自信が付いた」「コツコツ学習する習慣が付いた」というフレーズがよく出てくる。
「低学年のうちに1日数十分でも学習する習慣を付けることは、学年が上がったときの受験勉強の土台になります。
忍耐力が身につく
物心つくころから公文式の学習方法に慣れていれば、「与えられた課題はとにかくやるもの」という考えが体に染みつく。面倒くさくても逃げずに課題に取り組む忍耐力も鍛えられる。
「公文式学習は、学習内容そのものだけでなく、泥臭く地味で孤独なことを乗り越える経験、そしてできる喜びや楽しさを味わう経験ができる家庭学習です。 鍛錬の要素も強い学習法ですが、そういう経験はとても大切で、子供の財産になる
勉強から「快感」を得られる仕組み
先に進む達成感を、報酬として設定した。だから理解力の乏しい子供でも、とにかくひたむきに取り組めば、学習から擬似的に快感を得られる。それが、公文式が世界中でどんな学力層の子供たちにも受け入れられる普遍性の秘訣
学力の貯金ができる
公文式で学んだことが直接東大合格に役立ったというよりは、公文式で英語を得意になっておいたためにできた時間的余裕を苦手克服に充てられたという意味で、間接的にはめっちゃ役に立ちました
長男の場合、公文式の進度がものすごく進んだわけでも、すごく頭が良いというわけでもないが、中学校の定期テストで、英語や数学は授業と直前の見直しくらいで対応できているという。その分、理科や社会の暗記などに時間をとれます
どんどん先に進める
とにかく先に進められるということがすごく大きいと思います。日本の小学校では習っていることしか使ったらいけないというのがあるじゃないですか。せっかく解けたのに、すごい方法で解いても、先生が教えていないからむしろ怒られる。
いつ、どの教科からスタートするのがベスト?
これだけメリットのある公文、いつどのような教科から始めるのがベストでしょうか。結論としては、なるだけ早いうちに、算数か国語からがよさそうですね。
「幼児期に算数・数学を開始し、教室に慣れてきた段階で国語をスタート。小学校中学年段階で最低でも中学校レベルが修了していることを目指す。
「公文式を万能の教材として見るのではなく、基礎を固めるものとして早いうちから取り組むことによるメリットは大きいと思います。中学受験勉強の序盤で、倍数・公倍数や分数計算の単元をそれぞれ1週間で終わらせてしまうため、予備学習のない子には十分な習熟を 図る時間がありません。そのまま次の単元に進むため、算数に苦手意識をもってしまう生徒もいます。その点、公文式に通っている子はそのようなことがないので、特に序盤において有利です。
実際に3歳やらせてみてどうか
我が家では3歳から公文式に通っています。ぶっちゃけ今は習慣化させるのが大変というのが正直なところです。。
家庭学習が大変
プリントに取り組むのは教室だけではない。1回の教室でこなすのとほぼ同じ量の宿題を毎日家でやる。つまり毎日一定量のプリントをコツコツと進め、週2回はその進み具合ややり方のチェックのために教室に行くというしくみ。教室に通うことが目的なのではなく、毎日「ちょうど」の課題を適量やり続けることが 肝要
最初に習慣を身に着けさせるが特に大変
「最初のころは毎日の宿題をやらせるだけで大変で、何度も心が 折れそうになりました。隣について見ていないと、やってくれませんでしたから。でも今は、自分で目標を定めて、自分で量も調整してくれています。自分で勝手に勉強する習慣が付いたようです。勉強だけでなく、ほかのことも、自分で調べてやるようになりました。
家庭内のルールが必要
家庭内のルールを作れるかどうかがいちばん大事。毎日決められた時間にやるとか、プリントを整理するルールとか、決まった場所でやる
公文式の本質
最近アメリカの心理学者が唱える「GRIT」という概念が注目されている。もともとは「やり抜く根性」のようなニュアンスをもつスラングである。
才能よりも「GRIT」が、人生のあらゆる成功を決めるという。公文式で得られる副産物が、まさに「GRIT」なのではないだろうか。
物事の成功の秘訣は、諦めずにやり続けること。その土台を勉強を通じて作れる点が、公文の本質のような気がしますね。
まとめ
- 公文は何歳からでも始められる
- 1教科7,000円〜とリーズナブル
- 受験エリートは幼少期に公文をフル活用
- 勉強習慣ができて忍耐力がつく
- 勉強を先取りして学力の貯金ができる
- 幼少期に算数と国語をやるのがよい
- 本質は「やり抜く力」を身につけられること
詳しく知りたい人は、ぜひこちらの本を読んでみてください。
今回は紹介しきれなかった詳細がしれます。この価格でこらだけのノウハウが知れるのはぶっちゃけかなりお得です。
- 公文の英語ってどうなの?あのツールが最高によい
- 公文式から進学塾に切り替えた方がいいタイミングとは?
- 受験エリートを目指す上で、具体的にいつまでに、どの教材を終わらせておくべきか