【子供に伝えたい】実践的金融教育の習慣3選+おすすめ本

今日は、簡単にできる子供への具体的な金融教育3選を紹介したいと思います。

①投資で成功してる姿を見せる

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実は僕が投資をするきっかけは、祖母の存在にあります。祖母が不動産や投資信託で毎月の不労所得を得て、株主優待を使っていました。

投資だけで暮らすって、そもそもそんなことが可能なのか、バチがあたるんじゃないかとか、結構心理的ハードルが高いと思います。

だから身近にいる自分が、投資で得している事を見せることで投資自体を当たり前に感じ、心理的ハードルをかなり下げる事ができると考えています。

元本の重要性:楽しそうに勤勉に働く姿を見せる

投資はまず種銭がないと始められません。投資元本を貯めるためには、好きなこと、得意な事を仕事にし、勤勉に働くことが重要です。仮に将来投資だけで暮らせるようになっても、働く喜びを感じながら働いている姿を見せたいです。

元本の重要性:倹約精神を見せる

いくら稼いでも、小さな倹約を忘れないようにしたいです。多くの億万長者は、その資産とは裏腹に非常に質素な生活をしている事で知られています。倹約に努める事で、投資元本がたまり、

倹約の習慣
  1. 水筒を持参する
  2. お弁当を持参する
  3. 割高なコンビニで買わない
  4. 外食は特別な日だけ、基本自炊
  5. 図書館を有効活用する
  6. 浪費、消費、投資をきっちり分ける

株式長期保有の重要性:わかりやすい株主優待をあえて使う

祖母は電鉄株を保有しており、その電鉄の乗り放題パスを持っていました。どこかに出かける時はその優待を使わせてもらいました。当然交通費は浮きますし、まわりの友人からも羨ましがられ、株を持つ事で得られるメリットを体感しました。

投資家としては優待は、あまり主目的ではありませんが、あえてわかりやすい優待を渡し使わせる事で、投資し株を持つことがどれだけ”お得なのか”を実感してもらえたらと思います。

わかりやすい優待例
  • ジャパンベストレスキューシステム:キッザニア優待価格
  • オリエンタルランド:東京ディズニーリゾート・1デーパスポート
  • 学研:株主優待カタログ (おもちゃ、知能ゲーム、学びの書籍、図鑑などから選択 )

長期投資の重要性:配当や家賃収入の額を伝える

時期は選びますが、最終的には長期投資で入ってくる家賃収入、配当収入、などをあえて公開し見せたいと思います。昔僕が中学生の頃、祖母の投資信託の配当を見て、毎月こんなに振り込まれんの!?とびっくりし、それが原体験になっていているからです。

リスクとしては、いつかこれを相続するから真面目に働く事の喜びを奪ってしまうこと。なので、あくまでこれは頑張った先にこんな成果がある、だからこそ貯蓄することが大事で、投資にまわすことが大事なんだと伝えたいですね。

②自分で稼ぐ事を教える

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定期的なお小遣いはあえてあげない

定期的なお小遣いはあげないようにしようと思います。理由は自ら稼ぐ事の創意工夫を奪ってしまい、また何もしなくてもお金がもらえるサラリーマン的な精神の温床になる可能性が高いと考えるからです。

参考:子どもにお小遣いを絶対にあげてはいけない理由

勉強等のプロセスへの報酬をお小遣いにする

そのかわり、勉強やスポーツなど「自分の未来に繋がる活動」に対するプロセスに対してお小遣いをあげたいと思います。例えば以下の読書に対する報酬の設計は秀逸。

人間は、長期的なメリットがあることもついつい短期的にはサボってしまいがちです。ダイエット、禁煙、資格取得の勉強…なので短期的なメリットを持たせる設計にお小遣いを組み込む事が重要です。

少額でもいいから「世の中」で「自分で」稼ぐ経験をさせる

アメリカの子供達が、夏になるとレモネードを自ら作り売ることは非常に有名です。自分で考え、リアルに稼ぐ事をしる事で、それがいかに大変なのか、そして結果がでたときに楽しいかを学ぶ事ができます。

例えば読書を軸にすると、プラットフォームは準備するからこんなのも素晴らしいと思いますね。

③金利と複利の威力を教える

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お小遣いを”金利”で渡す

貯蓄する事で、金利収入を得られる世界を教えます。欲しい物を我慢し、収入を蓄えていくことで、自動的にお小遣いがもらえる仕組みにします。

自分への投資で金利を上げる

ただしこのままだと倹約ばかりが進み、自己投資が少なくなってしまうデメリットがあるので、自己投資をした場合金利をあげます。

積立投資・複利効果を組み込む

さらに中学高校になると、積立投資や複利効果を教えていきます。

まとめ

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お金に困らず、人生を楽しめるようにするために、子供にできる事を考えました。重要なポイントは…

  1. まず自分自身が長期投資で成功し背中を見せる
  2. 勤勉に働き倹約し元本を作る重要性を見せる
  3. 株主優待や、配当で得している姿をあえて見せる
  4. 定期的なお小遣いはあえてあげず、自分で稼ぐこと大事にする
  5. 読書等の自己投資とお小遣い組み合わせる
  6. お小遣いを金利で渡す
  7. 積立や複利の効果も金利で伝える

おまけ:子供への金融教育を考える際のおすすめ本

学力の経済学:中室牧子(教育経済学者)

子供の早期教育のコストパフォーマンスの高さや、ご褒美の設計等「ぶっちゃけこれってどうなの?」という論点にアカデミックかつ金融的なアプローチがされています。おすすめです。


お金に強い子どもに育てる方法:酒井レオ(元外資系バンカー)

本文中でも「お小遣いは絶対にあげるな!」というかなり強い論調で書かれた著書による教育本。外資系バンカーとして数々の富裕層を見てきたからこその「お小遣いはあげるな」には非常に合理的な理由が隠されています。


いま君に伝えたいお金の話:村上世彰(投資家)

あの村上ファンドの村上さんが子供向けに書いた金融教育本です。決して拝金主義的なものではく、お金の本質的役割や、寄付への言及等、示唆に富む内容になっています。


みなさまの金融教育の一助になれば幸いです!

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