■目次
11億持ってセミリタイアした人の失敗談
先日個人投資家で有名なテスタさんが、こんなつぶやきをされてました。
もし株で勝てなくなったら引退して悠々自適の生活~とか思ってたんだけど、この動画見て絶望している。https://t.co/NzrCFP5pfs
— テスタ (@tesuta001) November 25, 2019
動画はこちら。
ザックリどんな人か説明すると、こんな感じの人です。
- 10年ほど前に仕事で成功
- 株と現金で11億円くらい
- 早期リタイアを試みた
- 明日から毎日が夏休み、一生GWだってかんじだった
結論から言うと、セミリタイアへの落とし穴が公開されているのでめっちゃおすすめです。
結論:セミリタイアには向き不向きがある
結局、セミリタイア、早期リタイアは、たぶん向いている人と向いていない人がいるんだ。っていうのが今の僕の考えです。僕は完全に向いてません。
仕事をやめて、毎日仕事に出かける必要とかもなくなって、どうしたかっていうと寂しくなって、辛くなって酒にハマってアル中になりました。
僕はやっぱり仕事をやめて、何もやることがないっていう状態に耐えられない人間だったんですね。
根っからのサラリーマンなんですよ。
実は僕も転職の間に4ヶ月ぐらいサラリーマンじゃなかった期間があったんですが...寂しいんですよね。
もう面倒な上司も顧客も連絡をとってくる事はない。最高の状態だと思ってたら、なんとそれすら寂しくなるんですよね。
自由すぎて、何もかもつまならなくなる
寂しさに加えて、サラリーマン時代に楽しめていたことが、楽しくなくなってきてしまいます。
サラリーマン時代楽しかった事だけど、リタイアして時間が無限にあるとつまらなくなったものとしてこんな体験を述べられています。
平日は忙しいけど、週末は映画を2~3本みちゃおう。毎日会社に行ってストレスのある仕事をしているから、それがあるから、週末映画を見るだけで、幸せになれるんですね。
はい今日もひとしごとおわったーって、こんなふうにビール飲んだりするのがうれしいわけですよ。この60ペソのび~るが。別に1000ドルのシャンペンの方が美味いなんてことはぜんぜんないわけです
東京でサラリーマンしてたときは、あー今日はがんばったし、ちょい奮発してロイヤルホストでステーキとか食べようかなとかね、適度がすとれすがあると、ちいさなしあわせで十分もりあがれる
【落とし穴】趣味も長くは続かない
打ち込んでみたかった趣味も、残念ながら長くは続きません。最近読んだ、本の一文を思い出しました。
年後に趣味に没頭するのも悪くはないのかもしれないが、 趣味の最大の弱点はこの〝承認〟というプロセスが発生しにくい、または承認に切実さや必然性が希薄だという点にある。
居場所に関する切実な承認のやり取りが発生しない行為は長続きしない。〝飽きる〟のである。旅行に出かけようと山登りしようとすぐに飽きるのは、他人による承認プロセスがないからだ。
じゃぁどうすりゃいいのか?→苦しすぎない仕事を続ける
リタイヤに向かって頑張るとしても、家族を大事にして、趣味も楽しんで、苦しすぎないように仕事してください
僕も仕事が大変すぎると時はセミリタイアを夢見てました。でも課題設定が間違ってるんです。仕事が大変すぎる→リタイアしよう。ではなくて、仕事が大変すぎる→別の仕事をしよう。が正しい思考回路なんですね。
おまけ:
リタイアした人の声が聞ける現代は素晴らしい
多くの30代の社会人は知らないと思うけど「暇」というのは物凄く恐ろしいことなのです。定年退職して、あとは年金だけで過ごしたい的な話を会社員は老後の夢的な感じで話したりするけど、それは夢ではなく地獄。暇は地獄なのです。
— 梅木雄平@Mr.サブスクリプション (@umekida) July 23, 2019
暇は地獄。これはとてもわかる。ぼくの場合は、妻と娘にだいぶ救われてます。 https://t.co/Zm2ESaCheO
— イケハヤ@FIRE(セミリタイア)生活中 (@IHayato) July 24, 2019
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