そんなわけで、今日は次のリセッションがいつ来そうかをまとめてみました。結論としては、2020年中にはほぼ確実にリセッションがきそう、というところです。
■目次
リセッションは2020年中に訪れる可能性が高い
バフェット太郎さん:2020年1月〜10月頃
個人投資家で米国株連続増配株戦略を実行しているバフェット太郎さんは、長短金利差等の動向からリセッションを2020年1月〜10月頃と予想しています。
過去三回のリセッションはマイナス金利が本格化してからおよそ8~17カ月後にリセッション入りしていたため、19年5月を起点とすれば、今回のリセッション入りは「2020年1月~10月頃」
出典:債券市場に逃避するマネー 米リセッション入りは2020年1月~10月頃か
アナリスト・エミンユルマズさん:2020年の前半
鋭い分析で定評のある、エミンユルマズさんは2020年の前半と予想しています。
2020年の前半ですね。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) August 14, 2019
リセッションという言葉のグーグルサーチがリーマンショック並みに上がっているようです。面白いですね。まあ、長期金利の低下を見れば一目瞭然ですけどね。 https://t.co/0WJa2uwznG
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) August 21, 2019
米国CFO:2020年中
財務のトップであるCFO団体も同じく、2020年中という見方です。
米国のCFOの48.1%は2020年第2四半期までに、69%が同年末までに、自国が景気後退に陥ると考えている
出典:リセッション入りは予想より早い? 悲観的なCFOが増加
米国エコノミスト:2020年末
エコノミストも同じくですね。
米経済は2020年末までにリセッション(景気後退)入りするとエコノミストの3分の2が予想していることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の最新調査で分かった
2019年にはリセッションに入らない可能性が高い
では2019年はどんな年になるかというと、リセッションを気にしながらも、利下げにより最後の上昇相場が待っているという見方が多い印象です。
広瀬隆雄さん:今は「8回裏」
2019年の米国株式は若干の上昇(+5%程度)を予想している
逆イールドでみんな騒いでいるけど①その時点からリセッション入りには最低1年の経過時間を要する、②株式市場の天井はリセッション入りの2~3か月前、ということが知られている。
つまり未だ遊べるということ。それなのに、お前はなぜ降りる?
アンタ、早漏なの?
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) August 15, 2019
エミンユルマズさん:19年は株が上がる年だ
19年は「米国のリセッションリスクが懸念されているが、米国株、日本株、新興国株とも株が上がる年だ」
出典:「今年、リセッションはない」 プロが言い切る根拠は「ジャポニズム」の再来
2020年以降の戦略を立てておく
焦らず今できることを淡々と積み上げる
- 本業に勤しみ倹約に励みキャッシュを貯める
- 候補銘柄を事前に分析しておく
- 自分が買いに入るタイミングや基準をあらかじめ決めておく
購入を考えたい各指標目安
- VIX(恐怖指数)20以上
- RSIが20%以下(一時的に売られすぎ)
- Fear&Greed 20以下(Extream Fear)
- Morning Star Rating ★4以上
- 為替は100円、80円、75円で段階的に
- 米国金融政策:FFレート0%、量的金融緩和(QE4)のスタート
僕の戦略
- 2020年6月〜本格的な積立を開始し買い下がる
- 月100万円で年間1,200万円×4年で合計4,800万円を投資する
- ドル円80円前後・QE4開始は底値圏と判断し、フルインベストメントを行う
とはいえ「100年後ダウ100万ドル」に向けて考えれば誤差
とはいえ超長期で考えると、このへんの暴落局面はぶっちゃけ誤差レベルです。なので大底は狙わず、底値圏で買えればラッキーぐらいの認識でいるようにしています。
バフェット氏は、2017年9月にニューヨークで開かれたイベントで「NYダウ平均が100年後には100万ドルを超える」と発言した
現在のNYダウを2万3,000ドルとして年利5%で複利運用すると、100年後は300万ドルを超える計算だ。バフェット氏が言う「100年後にはNYダウ平均100万ドル」を実現するには、年利3.85%の複利運用で済む。
出典:投資の神様が言う「100年後はダウ100万ドル」に驚いてはいけない理由
まとめ
- リセッションは2020年中の可能性が高い
- 2019年は若干の上げ相場が考えられる(焦らない&ポジション整理のチャンス)
- 今できることはリセッションへの準備。キャッシュを貯めたり分析する等。
- 自分が「買い」にいく基準を整理しておく
- 超長期で見ればいうても誤差の範囲
以上です。みなさまの安値での仕込みにお役に少しでも立てれば幸いです!