そんなあなたに「面接官」として30名以上を面接して見えてきた、ちょっとしたコツを書きたいと思います。
記事を読むメリット
- 職務経歴書で気をつけるポイントがわかる
- 面接中に気をつけるポイントがわかる
記事の信憑性
- ベンチャーで30名以上の面接実施(1次面接・営業職)
- 人材採用企業での法人営業経験有
職務経歴書の「写真」には徹底的にこだわった方がいい
圧倒的に感じるのはこれです。みんな写真の威力なめすぎ。よくあるのはこのパターン。
- そもそも写真が貼られてない(!)
- 全体的になんか暗い
- 髪の毛がボサボサ
- ネクタイが歪んでる
- 表情が固すぎる
新卒ならまだしも、中途採用でこのクオリティはないでしょ...という写真が散見されます。写真貼ってないなんて、そもそも論外です...
特に営業職での転職希望の方は、場合によっては命取りになりかねません。なぜかというと...
- 転職は「自分」を売る場なのに、努力を怠っているように見えてしまう
- 上位レイヤーの意思決定者に推薦しても、印象で断られやすい
正直めちゃくちゃもったいないですよ...1次面接の目標は「1次面接者に、次の(2次・最終)に推薦をあげてもらうこと」です。いくら1次面接者の印象がよくても、その印象が次の面接者に伝わらなければ意味がありません。
無駄に損しないように、写真にはこだわりましょう。加点にはならないので、減点要素を減らすのが大事です。
- そもそも職務経歴書に写真貼ってますか?
- 髪の毛はボサボサじゃありませんか?
- ネクタイはゆがんでませんか?
- 明るく社交的な印象を与えるような表情ですか?
ちなみに僕は新卒で就活したときは、プロのカメラマンに撮影してもらいました。生涯年収数億円をかけた戦いなので、数千円ぐらいは投資しましょう。特に営業職希望なら、見た目(容姿ではなく、ノンバーバルコミュニケーション)の重要性に早めに気づいた方がいいです...
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成績がマイナスの数字は書かない方がいい
成績がマイナスの数字は、ぶっちゃけ書かない方がよいです。結構な割合で、こんな感じで職務経歴書を出してくる人がいます。確かに実績を定量的に嘘偽りなく伝える事は、とても大事です。が...
- 2015年:達成率92%
- 2016年:達成率124%
- 2017年:達成率85%
- 2018年:達成率101%
こんなのを書いても、ぶっちゃけあんまり目標達成できない人なのね....と思われちゃいます。それだけでなく、自分という商品を売り込むのに、センスないなぁという印象を持っちゃうのです。
特に営業は、商品やサービスの切り口をいかに魅せるか、がめちゃくちゃ大事。自分すらうまく売り込めない人に、自社の商品やサービスを売れる印象は持ちづらいのです。
マイナスの数字を書くときは、そこから語れるよっぽどの逆転ストーリがある場合にしましょう。成果の仕事にフォーカスして、数字と工夫した事を書きましょう。(上記の例なら、2016年をふくらませるイメージです。)
面接中は必要以上にへりくだらない
謙虚で丁寧である事は大事です。ただたまにこういう人がいます。
本当多いんです、こういう表現。入社し、こういう仕事をし、◯◯実績を出しました。でいいんです。
問題はですね、言葉が正しく使えてない云々よりも...連発される「させて頂く」が気になってあんまり話が入ってこないんです。
必要以上にへりくだってると、なんか自信なさそうにも見えますしね...お客さんってね、自信がある人から買いたいもんなんですよね。何度も言いますが、自分を売り込む(自分という商品を自信を持って語る」ことができなければ、やはり営業として成果を残せるイメージを持ちづらいです。
まとめ
- 写真めっちゃ大事!できればプロに撮影してもらった方がいい
- 職務経歴書にマイナスの数字は書かない方がいい
- 面接中に必要以上にへりくだらない。「させて頂く」に注意
1次面接をなかなか突破できてない人は、ぜひこのへんを試してみてください。グッと合格率が高まると思いますよ。